

投資って難しそう。
なんだかあやしい気がする。。

投資って元本保証無いんでしょ!お金が減るのは怖い。
投資してみたいけど、何から始めたら良いか分からない。。
投資をはじめることってハードルがありますよね。
私も初めて株を購入した時はとても怖かった!
震える心と指で、購入決定ボタンを押した記憶があります。
怖いのは知らないからです。
金融投資の方法を学べば、安心して投資ができるようになります。
この記事は、どんな人にでもおすすめできる金融投資の方法を紹介します。

貯金習慣もなかったアラフォーサラリーマンの私が、金融投資で月3万円収入を増やし、毎年家族で旅行にいくことが出来ています。
投資を上手にコツコツ行えば、誰でも月3万円収入を増やすことができますので、最後まで、そして色々な記事を読んでください。
お金を増やしたい全員におすすめの金融投資2選!
先に、結論です。
将来使えるお金を増やすならインデックス投資!
現在使えるお金を増やすなら高配当株投資!
両方やっても良い!!
理由①:インデックス投資は、リスクを抑えつつ利回りも良いから
金融投資の種類によるリスクとリターンの全体像を把握してみましょう。
その前に、この記事での金融投資、リスク及びリターンの意味を共有したいと思います。
この前提をご理解のうえ、記事を読み進めていただければと思います。
・金融投資とは、ギャンブル的な要素が強くなる短期売買ではなく、15年以上の長期間で考える資産運用をいいます。
・リスクとは、資産が減る可能性値や動きの激しさをいいます。
・リターンとは、利回りのことです。年間の利回りとは1年間に増える割合を示し、年利といいます。例えば、10万円投資した場合に年利が5%であれば、1年後に105万円になります。
では、商品ごとにリスクとリターンを見ていきましょう!
金融投資の種類によるリスクとリターン
株式投資
株式投資にはいくつかの投資手法があり、後ほどインデックス投資と高配当株投資を紹介しますが、まずは株式投資の特徴です。
- 利回りは一般的に高い。
- 価格は長期的に右肩上がり。
- 値動きは激しく、リスクが高い。
- 15年以上の長期投資をすれば、実績ではプラスになっている。
それぞれの特徴を説明していきます。
・利回りは一般的に高いと言われています。
一般的な期待利回りは、年利4.4〜8.2%
(出典:【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学)
・価格は長期的に右肩上がり。
以下の図は株式や国債などの資産クラス(金融投資を含む)の価格の推移を示しています。
株式の右肩上がりの様子がよく分かります。上昇力(傾き)と持続力が圧倒的です!
(出典:ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理)
・値動きは激しく、リスクが高い。
・15年以上の長期投資をすれば、実績ではプラスになっている。
以下の図は株式投資の投資期間と平均利回りのバラツキを示しています。
1年めはリターンが+52.6%になることも、-37.0%になることもありバラツキがとても大きいです。このバラツキの大きさがリスクが高いということです。
しかし、期間が長くなるにつれてバラツキは小さくなり、投資期間が15年を超えるとマイナスにはならない!ということが分かると思います。
(出典:ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理)
インデックス投資(株式投資)
株式投資の種類をいくつか紹介します。
まず、インデックス投資の特徴です。
- 日経平均株価やダウ平均株価などの指数(インデックス)に、連動することを目指す投資方法です。
- 様々な銘柄に投資している商品が多く、株式投資の中では値動きを安定させることができる
- 運用コストが安い商品が多い
- 配当金が出ずに自動で再投資される商品が多く、配当に税金がかからないため、投資効率が良い
それぞれの特徴を説明していきます。
・日経平均株価やダウ平均株価などの指数(インデックス)に、連動することを目指す投資方法です。
例えば、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)、通称オルカンの場合は、全世界の株式に投資しています。
投資可能な全世界の株式カバー率 約85%
(先進国:23ヵ国・地域新興国24ヵ国・地域)
(出典:数字でみる!オルカン徹底解剖https://emaxis.am.mufg.jp/lp/slim/ac/figure/)
・様々な銘柄に投資している商品が多く、それを選ぶと株式投資の中では値動きを安定させることができる。
1つの会社の業績が悪くなったとしても、世界経済全体でみれば影響は非常に小さいため、値動きは安定しやすいです。
・運用コストが安い商品が多い
インデックス投資の対象である投資信託等の運用や管理には費用がかかり、それを運用コストと言います。
インデックス投資の対象は、運用コストが安い傾向にあります。
ちなみに、商品によっては売買時にも手数料が発生する場合がありますが、運用コストが高くなるので選ぶ必要はありません。
運用コストの比較
○オルカンの場合
総経費率は約0.11%
対象期間は2023年4月25日~2024年4月17日
(出典:交付運用報告書https://emaxis.am.mufg.jp/fund/253425.html)
○大和-iFreeレバレッジ FANG+の場合
総経費率は約1.29%
対象期間は2023年8月18日~2024年8月19日
(出典:交付運用報告書 https://www.daiwa-am.co.jp/funds/doc_open/fund_doc_open.php?code=3425&type=4&preview=on)
「大和-iFreeレバレッジ FANG+」の運用コストはオルカンの約11倍となっています。高すぎです!
この商品はアクティブファンドといい、インデックス投資で買う商品ではありません。
インデックスファンドとアクティブファンドの違いについては、別で説明します。
・配当金が出ずに自動で再投資される商品が多く、配当に税金がかからないため、投資効率が良い
配当により定期的に入ってくるお金(これをキャッシュ・フローといいます)はありません。
しかし、配当金を貰うと税金がかかるため、その分資産が減少してしまいます。
配当金が再投資される商品を選ぶことで、余計な税金を支払わずにすむため投資効率を上げられます。
つまり、インデックス投資は資産の最大化のための最適解といえます。
もちろん、オルカンは配当金が再投資される商品です。
高配当株投資(株式投資)
次に高配当株投資の特徴です。
- 配当利回りは年利約3~4%程度(株式投資の中ではやや低め)
- 日本やアメリカの高配当銘柄に投資
- 銘柄を分散させることで、配当金が安定する
- 株価よりも配当金の方が値動きが少ない
- 配当金に税金がかかるため、投資効率が悪い
- 配当金によりキャッシュ・フローが良くなる
- 優良な銘柄を集めると配当金の増額によりキャッシュ・フローが年々増える
それぞれの特徴を説明していきます。
・配当利回りは約3~4%程度(株式投資の中ではやや低め)
一般的な期待利回りは、年利約3〜4%程度
(出典:【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学)
・日本やアメリカの高配当銘柄に投資
日本株の高配当株投資では、配当金が円でもらえるので為替の影響を受けないため、配当金が安定します。一方で、投資信託のように色々な銘柄をまとめている商品は良い商品がないので、1銘柄ずつ購入する必要があります。
アメリカの高配当株投資では、配当金はドルなので為替の影響を受けますが、良い銘柄をまとめている商品があるので、日本株に比べて手間がかかりません。
・銘柄を分散させることで、配当金が安定する
銘柄によっては配当金が減少したり、無くなったりすることもありますが、優良な銘柄を選ぶことやインデックス投資と同様に分散させることで、配当金も安定します。
70から100銘柄に分散させれば十分と言えます。
・株価よりも配当金の方が値動きが少ない
株価は市場の影響を受けるために値動きが激しいですが、配当は企業の業績により決まるため、業績良好で財務優良な銘柄を購入できれば、株価のような値動きは起こりにくいです。
配当金に税金がかかるため、投資効率が悪い
配当金を貰うと税金がかかるため、その分資産が減少してしまいます。
インデックス投資と比較すると資産の最大化には適していません。
配当金によりキャッシュ・フローが良くなる
配当金が定期的に入ることで、現在使えるお金が増えます。老後にたくさんの資産があっても若い時と同じような使い方は出来ません。
今の生活を豊かにすることができるのが、高配当株投資の最大のメリットです!!
優良な銘柄を集めると配当金の増額によりキャッシュ・フローが年々増える
業績良好で財務優良な銘柄を購入できれば、企業は配当金を毎年増額してくれることが多いです。
追加で購入していないのに、自動的に配当金が増えていき、キャッシュ・フローも毎年増えていきます。
債権投資
次に、債権投資の特徴です。
- 利回りは年利約1.1〜4.7%
- 長期での資産の増加率は、株式投資に劣る
- 利子によりキャッシュ・フローが良くなる
- 値下がりや値上がりの幅が株式投資よりも小さい
それぞれの特徴を説明していきます。
・利回りは年利約1.1〜4.7%
一般的な期待利回りは、年利約1.1〜4.7%
(出典:【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学)
・長期投資での資産の増加率は、株式投資に劣る
債権とは、国や企業などが資金を調達するために発行する有価証券です。
下の図のように、長期で資産は増えていきますが、株式投資には劣ります。
(出典:ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理)
・利子によりキャッシュ・フローが良くなる
利子を定期的に受け取れるので、現在使えるお金が増えます。老後にたくさんの資産があっても若い時と同じような使い方は出来ません。今、使えるお金が増えることを私は大切にしています。
・値下がりや値上がりの幅が株式投資よりも小さい
株式投資よりも利回りは低く、値動きが穏やかなので、リスクが小さい。ある程度資産を形成した人が債権投資を行うことは良いと思いますが、資産を形成していく人は、現金比率を高めてリスク回避した方が、考えることが少くなるのでオススメです!
ゴールド投資
最後に、ゴールド投資の特徴です。
- 利回りは年利約1.5%
- 長期での資産の増加率は、株式投資や債権投資に劣る
- 配当金や利子がない
それぞれの特徴を説明していきます。
・利回りは年利約1.5%
一般的な期待利回りは、年利約1.5%
(出典:【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学)
・長期での資産の増加率は、株式投資や債権投資に劣る
ゴールド投資とは、金そのものを購入したり、金を対象とした金融商品を買う投資です。
下の図のように、長期で資産は増えていきますが、株式投資や債権投資には劣ります。過去にはインフレに劣っている時もあります。
(出典:ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理)
・配当金や利子がない
配当金や利子がありませんので、今使えるお金が増えず、生活が楽になりません。。。涙
ある程度資産を形成した人がゴールド投資を行うことは良いと思いますが、資産を形成していく人は、現金比率を高めてリスク回避した方が、考えることが少くなるのでオススメです!
【参考】投機(短期売買)
参考に、投機について説明します。
投機とは、投資と異なり、短期的な価格変動を利用して、価格の差額から利益を得ることを目的としている方法です。
下の図の1年部分のようにリターンもリスクも多い方法です。
(出典:ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理)
投機には次のような方法があります。どれもオススメしません。
- 株式投資(短期間で差益を狙うもの)
- FX(外国為替証拠金取引)
- 仮想通貨
- 先物取引
- オプション取引
- CFD(差金決済取引)
- バイナリーオプション
- デイトレード
様々な金融投資のリスクとリターンを中心に特徴に見てきました。
インデックス投資は、リスクを抑えつつ利回りも良いので、資産を増やしていくことを目的にした場合に、非常に効果的ということが理解いただけたと思います。
理由②:高配当株投資は、リスクを抑えながら、現在使えるお金を増やすのに適しているから
インデックス投資が資産を増やしていくために非常に効果的ですが、弱点があります。
その1つとして、日々のキャッシュ・フローは増えず、生活が良くなっている実感が得られにくい点です。
資産が増えることを見て実感はできますが、未来に使えるお金が増えても、未来にできるとは限りません。時間は有限です。例えば歳をとれば体力は落ちますし、家族が出来ると会社を辞めて夢にチャレンジすることは難しいと思われます。
私は、やりたいことのうち、今出来ること毎日やることを大切と考えています。お金は、選択肢を増やしてくれます。だから、キャッシュ・フローが重要と考えています。
高配当株投資の特徴を再度、確認してみましょう。
- 配当利回りは年利約3~4%程度(株式投資の中ではやや低め)
- 日本やアメリカの高配当銘柄に投資
- 銘柄を分散させることで、配当金が安定する
- 株価よりも配当金の方が値動きが少ない
- 配当金に税金がかかるため、投資効率が悪い
- 配当金によりキャッシュ・フローが良くなる
- 優良な銘柄を集めると配当金の増額によりキャッシュ・フローが年々増える
高配当株投資はインデックス投資に比べてリターンは低いものの、日々使えるお金(キャッシュ・フロー)が増えることのメリットはとても大きいですし、リスクは銘柄を分散すれば小さくできるので、お金を増やしたい人にとってオススメです。
理由③:債権投資やゴールド投資は利回りが低いので、これからお金を増やしたい人にとって、あえて選択する必要がない!
これからお金を増やしたい人にとって必要なのは、利回りです。
改めて利回りを比較してみると
一般的な利回りの比較
- 株式投資(インデックス投資や高配当株投資):年利約4.4〜8.2%
- 債券投資:年利約1.1〜4.7%
- ゴールド投資:年利約1.5%
(出典:【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学)
リターンもリスクは株式投資の方が高いものの、15年以上の長期投資を行うことで負けないという実績もあるので、リスクは一定程度抑えられます。
ただし、未来は過去の実績を反映するとは限りませんので、購入することについては自己判断になります。
お金を増やすという点では、株式投資のインデックス投資や高配当株投資を行うほうが良いことが理解いただけたと思います。
結論 全員におすすめの金融投資は、インデックス投資と高配当株投資!
以上をまとめると、
将来使えるお金を増やすならインデックス投資!
現在使えるお金を増やすなら高配当株投資!
両方やっても良い!!
- インデックス投資は、リスクを抑えながら、利回りも良いので、資産を増やすのに適しているから
- 高配当株投資は、リスクを抑えながら、現在使えるお金を増やすのに適しているから
- 債権投資やゴールド投資は利回りが低いので、これからお金を増やしたい人にとって、あえて選択する必要がない!
注意点です。
15年以上の長期投資をすることが前提となります。また、一気に増やすことは一切オススメしません。また、未来は過去の実績を反映するとは限りませんので、購入することについては自己判断になります。
また、金融投資をするためには証券口座が必要です。
オススメの証券口座は
- SBI証券
- 楽天証券
また、お金のことを学びたい方に、オススメの本はこちら!
【改訂版】本当の自由を手に入れる お金の大学
ウォール街のランダム・ウォーカー<原著第12版> 株式投資の不滅の真理

しっかりと金融投資をして、お金を増やして、お金を増やすこと以外にも時間を使えるようになりましょう!
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